スキンケア

自分の肌質を知る!肌タイプの種類とチェックのポイント

スキンケアを選ぶとき、自分に合ったものが欲しい!と思ったことはありませんか。

私がデパートで販売員をしていた頃、来店するお客様のほとんどが、「私にあったものを選んで欲しい!教えて欲しい!」というご要望でした。

自分じゃわからないという方が大半なんです。

スキンケア方法やコスメを自分で選ぶためには、自分の肌質を把握して、その肌質にはどのようなケアがあっているのかを知る必要があります。

今回は、お肌には大まかにどのようなタイプがあるか、特徴や見分け方をお伝えします!

肌には「基本の肌質」と「一時的な肌状態」があります

夏は暑さや湿気でじっとり、冬は暖房でカサカサ……など、季節により肌状態の変化を感じたことはありませんか。

それぞれの”肌質”というのももちろんありますが、季節や環境により肌状態は常に変化しています。

一時的な症状に惑わされず、まずは自分の「基本的な肌質」を把握しましょう。

基本の肌質チェック!簡単フローチャート

基本の肌質を確認するために、簡単なフローチャートを作成してみました! 肌状態は個人差がありますので、あくまで参考程度にご利用ください。

フローチャートを確認するときに見るポイント

フローチャートではYes/No形式で分岐していますが、基本的に肌の見るポイントは2点です。

  1. 肌全体は粉ふきや皮むけがしやすかったり、ヒリヒリしやすくなっているか。
  2. 肌全体(特に頬)は乾燥しやすいか、ベタベタしやすいか

具体的にはどのようにチェックしていけば良いか、解説します!

肌全体の粉ふき、皮むけ、ヒリヒリ感

こちらは肌のバリア機能が整っているかを確認するための項目です。

肌のバリア機能が低下していると、以下のような状態になります。

  • 顔に粉がふいたようになる
  • 微妙な皮むけが出やすい
  • 化粧品でピリピリ、ヒリヒリとした痛みがある

この場合はいわゆる敏感肌の状態になっていますので、 まず肌悩みよりも先に、肌のバリア機能を回復するケアを行うことが大切になります。

当てはまると思っても、実は「自称敏感肌」かも…?

これは私が店頭に立っていたときの実体験ですが、「私は敏感肌」と言って敏感肌用のケアをされている方でも、半分くらいの方は”自称”敏感肌だったりします。

  • 化粧品によっては全然平気なのに、物によってヒリヒリする!私って敏感肌かも!
  • コットンがヒリヒリする!私って敏感肌だよね?
  • アルコールのスースー感が苦手。これって敏感肌だよね?

このような方は敏感肌ではない可能性もあります。 なぜなら、それが基本の肌質ではなく、何らかの原因で肌状態が一時的に変化しているだけの場合も多々あるからです。

  • 特定の成分にアレルギーや過敏な反応が起きている=その成分を避ければ平気
  • 化粧水や乳液の使用量が少なすぎて、摩擦が起きている=適性量を使えば平気
  • コットンやメイク道具を力を入れて使いすぎている=ケア方法を変えれば平気

このような自称敏感肌の方が、敏感肌用の化粧品のみを使っていて肌悩みが改善されないという悪循環に陥るケースもあります。

敏感肌用のケアは比較的保守的な処方をされている商品が多いです。

積極的な肌悩みのケアというよりは、「荒れない」ことに重点が置かれているのです。

一部の化粧品がヒリヒリするからといって敏感肌用のケアが必要とは限りませんので、粉ふきや皮むけ等がしやすくなっていないかなど、肌全体の状態をみて判断してみてくださいね。

もし皮むけがする場合でも、季節の変わり目のみなど時期が限られているようであれば、それ以外の時期は通常のケアをしてもOKな場合もあります。

頬の乾燥/皮脂の状態

頬の部分の潤いを確認します。

  • 普段乾燥を感じるか、感じないか
  • 普段頬がベタベタしたり、テカりや頬の毛穴が気になることがあるか

まずはざっくりこの2点を確認し、大まかな肌質を把握します。

「自称混合肌」にも注意!

Tゾーンはどんな肌質の方でも皮脂が出やすい箇所ですが、「頬は乾燥するけれどTゾーンの皮脂は気になるので私は混合肌!」という方がよくいらっしゃいます。

このような方がもし頬の部分が乾燥しやすい肌だった場合、Tゾーンに合わせて皮脂を抑えるようなケアを全体にしてしまうと、頬や比較的乾燥しやすい目元・口元等の乾燥が悪化してしまいます。

スキンケアの方法でもある程度調整ができますので、頬の状態に合わせてスキンケアを選ぶようにしましょう。

あなたの肌質は?フローチャートの結果解説をチェック!

フローチャートの結果で、ざっくりと基本の肌タイプの確認ができたかと思います。

肌質はそれぞれ感じ方も異なりますのであくまで参考程度とはなりますが、結果解説と肌質にオススメのスキンケアをご紹介します!

荒れないケアが大事な敏感肌

こちらのタイプにあたる方は、ご自身が敏感肌だという自覚があるかと思います。

肌のキメも細かく、皮脂もあまり出ない肌質の方が多いです。

そのため、肌をしっかり守ってあげるケアが必要です。

人間には肌を守るバリア機能というものがあります。

このバリア機能が低下すると、外部刺激で肌がヒリヒリしやすくなるのですが、バリア機能が低下している方は肌を守る皮脂があまり分泌されていないという方が多いんですよね。

バリア機能を高めるケアをしっかりしましょう。

具体的には水分・油分をしっかり与え、適量よりも化粧水や乳液を多めに使い、じっくりゆっくりと浸透させながらケアをするのがオススメです。

ごくまれに皮脂もしっかり出る、アレルギー体質による敏感肌の方もいらっしゃいますが、バリア機能を高めなければいけないという点では一緒です。

肌のバリア機能を高める処方のコスメもあります。 生まれつきアレルギー持ちという方や粉ふきや皮むけが出ているくらい荒れてしまっているという方は、処方がシンプルであったり、バリア機能を高める効果のあるスキンケアを選択したほうが良いでしょう。

オススメのコスメ

肌のバリア機能をアップする効果が期待でき、刺激が少ないものをチョイスしました。

季節の変わり目に弱りやすい乾燥肌

こちらは、時期を問わず肌が乾きやすいという方が多いタイプです。

肌のキメが細かく、毛穴も小さいために皮脂を分泌する力が弱くなりがちで、水分・油分の両方をたっぷり補ってあげることが大切な肌質。

水分が少ないと肌の乾きを感じやすくなりますし、油分が少ないと表面のカサつきが出やすくなります。

季節の変わり目や真冬などの肌に疲れや乾燥が出やすい時期は、一時的に肌が弱ってしまう場合もあります。

皮ムケや粉ふき、ピリピリ感などがでやすくなった場合は、無理せずやさしいケアをしてください。

乾燥しすぎてクリームが馴染まない場合は、先に水分をしっかり補給しましょう。

スキンケアは時間をかけて、ゆっくりじっくり浸透させます。

日中、メイクの上からでもうるおい補給をできるグッズもありますので、乾燥を感じたら都度潤いを補給するのもオススメです。

肌表面だけでなく、身体の内部が水分不足の場合も乾燥しやすくなりますので、エアコン等の冷暖房器具の近くにいる場合は特に水分補給をこまめにしましょう。

オススメのコスメ

乾燥しすぎた時でも潤いが吸収されやすいものをチョイスしました。

季節の変わり目に弱りやすい普通肌

冬や季節の変わり目に不調が出やすく、それ以外の時期は比較的調子が良いという方が多いタイプです。

肌のキメが細かく、皮脂の分泌が弱めのため、外部の環境による影響を受けやすい肌質です。

季節にあったケアを心がけ、特に冬は潤いをしっかり補給しましょう。

夏はTゾーンのべたつきを感じやすい方もいらっしゃいます。

暖かい時期は乾燥を感じず、さっぱりした使用感を好まれる方が多い肌のタイプですが、肌を守るために潤いはしっかり補給してくれるスキンケアの使用をオススメします。

オススメのコスメ

肌を守る潤いはあっても重すぎず、使用感の良いものをチョイスしました。

積極的なケアもプラスできる敏感肌

化粧品でピリピリすることはないものの、肌のターンオーバー(生まれ変わり)の周期が早く、皮ムケや粉ふきが出やすいタイプです。

ストレスによって肌荒れが起きている場合や、肌に刺激が強い化粧品を使っている場合も近い症状がでますので注意が必要です。

アレルギーの症状は少ない方かと思いますので、通常の敏感肌用のケアにプラスして、積極的なお悩みケアも可能な方です。

基本のケアは敏感肌用で肌のバリア機能を高めながら、潤いケアもプラスしましょう。

オススメのコスメ

肌のバリア機能を高めるケアと合わせ、潤い感もキープできるものをチョイスしました。

季節に合ったケアをしたい普通肌

肌悩みを感じないという人が多いのが普通肌です。

一方で環境や季節の影響を受けやすく、時期により肌状態が変化しやすい肌質です。

夏はTゾーンのベタつきやテカリ、冬は頬のつっぱり感や乾燥を感じやすくなります。

さっぱり目のケアを好む方が多いですが、肌のキメが細かく、頬は皮脂の分泌が弱くなりがちです。

頬は特に、常にしっかり潤いを補給してあげましょう。

オススメのコスメ

さっぱりめで使用感は良いですが潤いはしっかり与えてくれる物をチョイスしました。

しっかり潤いケアが必要な乾燥肌

とにかく悩みは肌の乾燥!という方が多いのがこのタイプです。

肌のキメが細かく、毛穴も小さいため、皮脂の分泌が弱くなりがちな肌質です。

水分・油分どちらもたっぷり補い、必要に応じてクリームや美容液をプラスしましょう。

肌のハリをアップするようなタイプのスキンケアを行うと、肌の奥からふっくらとしやすくなります。

ファンデーションも極力クリーム状のタイプにするのがオススメです。

オススメのコスメ

肌の潤い、ハリ感をアップし、しっかり潤いケアができるものをチョイスしました。

皮脂を抑えるケアをしたい脂性肌

もともとの肌が皮脂の膜をキープし、うるおいを保ちやすい状態になっているのがこの肌質です。

皮脂がしっかり出ているためにベタつきやお化粧崩れが気になりやすくなります。

普段から肌があぶらっぽかったり、ツヤツヤとしている方が多いのがこのタイプです。

日本は冬に乾燥しやすい気候のため混合肌に傾きがちの方が多く、このタイプは結構珍しい肌質だったりします。

皮脂が多いので、頬の毛穴も気になると言う方が多いです。

さっぱりと肌を引き締め、皮脂の分泌を抑えながら、みずみずしいケアをするのがオススメです。

ただし、にきび等が気になる場合は刺激の強いケアは避けましょう。

オススメのコスメ

肌を引き締めさっぱりと仕上げてくれるものをチョイスしました。

水分補給をしっかりしたい混合肌

皮脂がベタついて気になる!という方が多い肌タイプです。

皮脂がしっかり出て肌を保護してくれるため、乾燥を感じにくい肌質です。

乾燥しやすい時期やエアコンの下などでは肌の水分が抜けてしまい、余計ベタつきを感じたり、乾きを感じることもあります。

乾燥や皮脂によるニキビができやすい肌質のため、注意が必要です。

水分をたっぷり補給して、さっぱりさせながらもうるおい感をアップできるケアをしましょう。

オススメのコスメ

うるおい補給をしながらも、ベタつき感が残りにくいものをチョイスしました。

最後に

肌質を確認することで、必要なケアを把握しやすくなったり、スキンケアコスメの種類を自分で選びやすくなります。

普段自分の肌をじっくり見る機会もなかなか無いかと思いますが、 これを機にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか!