みんな大好きカレーライス。
一見そこに地域性は無いように思われますが、様々な食材と相性が良い分、ご当地食材を使用したカレーが色々な場所にあります。
今回はそんなご当地食材を使ったレトルトカレーをお取り寄せしました。
美幌和牛 ほろほろ煮込みカレー
お取り寄せしたのはこの「美幌和牛 ほろほろ煮込みカレー」。
名前の通り北海道東部にある美幌町で作られており、地元のJAから企画・販売されているものです。
名前はどう見ても和牛を推してますが、パッケージを見るとタマネギもかなりプッシュされています。
楽天では1個当たり800円~900円前後で販売されています。
「美幌和牛 ほろほろ煮込みカレー」の”美幌”ってどこ?
北海道民でも道東に住んでいる方以外はあまり行ったことが無いかもしれません。
北海道の北東部に位置する町で、北見市と網走市に挟まれています。
おそらく地元の方に出身地を聞くと「北見の辺り」などと答えられてしまいますが、農業や畜産が盛んな地域で、名産品としてはじゃがいもやタマネギ、牛肉が有名です。
あと本件とはまったく関係ないのですが、かの有名な叙々苑にも引けをとらないめちゃくちゃ美味しい焼肉屋さんがあります。足を運んだことがあるのでこちらもいずれご紹介したい。
「美幌和牛 ほろほろ煮込みカレー」を実食!
調理は市販のレトルトカレーと同じなので簡単。
比較的明るい色のカレーで、かなりドロッとしており見るからに濃厚そう。
ちなみにレトルトカレーだと物足りなく感じる方は、コンビニで買える骨なしタイプのチキンや唐揚げを乗っけるとボリュームが出ます。
今回は何となく唐揚げを乗せてみました。
しかし、すぐにそれが間違いだったと後悔することになるのです。
一口食べた瞬間、まずしっかりと煮込まれたお野菜の甘みを感じます。
それがトロトロでごはんとよく絡むのです。最高。
後味はぴりっとスパイスが効いていて後を引きます。
このお野菜の甘みとスパイスのバランスが抜群!
え?これレトルトだよね?嘘?今洋食屋じゃないの?自宅?と思ってしまうほど。
お野菜自体の食感は一切感じません。箱の裏を見ると含有量が一番多いのに。
そう、たっぷり入った野菜はすべて煮込まれて溶け切っているのです。最高…!
唯一ごろごろと感じるのが和牛部分。見た目のインパクト追加や歯ごたえのアクセントにはなりますが、レトルトの宿命かちょっぴりパサついてしまうのが残念です。
これがトロトロだったらさらに一体感が増してもっと最高だと思うんですよね。
そうなっちゃったらもうカレー屋いらなくなっちゃいますけどね。
そう、アクセントになるとはいえこの歯ごたえ、トロトロのカレーを味わうにはちょっと邪魔なのです。
つまり、わざわざ買ってきて乗せたコンビニ唐揚げも、邪魔!本末転倒!
……唐揚げは別にして美味しくいただきました。
このカレーに関しては余計なトッピングはいりません。お野菜がたっぷり溶け込んだルーを楽しみましょう。
1個当たり900円となるとちょっとお高いか?と思いましたが全くそんなことは無い。
洋食屋で食べることを考えたらまったくもって安いですし、下手なカレー屋よりも深いコクとスパイスの刺激を楽しめます。
辛さ度合いとしては表記通り中辛。
辛い物が苦手でココイチのカレー(普通)がギリギリ…という夫にも食べてもらいましたが、後味にちょっぴりスパイスが効いているとはいえこれは美味しくいただけるようです。
レトルトだけあって結構日持ちするのでこれは絶対リピートします!
贅沢を言うなら日持ちがもう少し短くてもいいから、チルドパックとかでもっとお肉も柔らかくならないかな…そうしたらもうカレー屋行かないよ私…!
と、思ってしまうくらい美味しいレトルトカレーでした。