私は各地のお取り寄せグルメ・お土産品が大好きです。
その中でも、空港やパーキングエリア等でも売っていない、アンテナショップでも買えない、特定地域限定の名物というのがあります。
今回はそのうちの1つ、北海道虻田郡倶知安町の「豪雪うどん」をご紹介します!
そもそも倶知安町ってどこ?
札幌や千歳から約2~3時間、北海道の西よりの地域にあります。 富士山にそっくりで蝦夷富士とも呼ばれる「羊蹄山」を望む、北海道有数の豪雪地帯です。
スキーヤーやスノーボーダー御用達のスキー場なんかも有名ですね。
そんな倶知安町の名産品がじゃがいも。 今回ご紹介する「豪雪うどん」は、その名物のじゃがいもを使ったうどんなんです!
繋ぎ程度に小麦粉も入っているようですが、ほぼじゃがいもでできている、珍しいうどんです。
豪雪うどんはどこで買えるの?
倶知安町のホテル第一会館さんで売られています。
今回は知人が近隣まで旅行に行くとのことで、お願いして購入してきてもらいました。
買いに行った友人によると町内のスーパーでも売っていたそうですが、本州のアンテナショップに行っても、新千歳空港に行っても販売されていません。
時々通販で見かけることがありますが、基本的には現地まで行って購入する必要がある、超レアなご当地グルメです。
豪雪うどんは現地に行けばお店でも食べられます。
ホテル第一会館さんにあるレストラン「雪庭」では、メニューに豪雪うどんがあり、現地へ行けばお店でも食べることができます。
色々な調理法で提供されているようですので、美味しい食べ方を知りたい方は必見です!
豪雪うどんをお取り寄せしました!
ご当地名物らしく、パッケージに羊蹄山の写真が使われています。
生麺タイプ・乾麺タイプがあるそうなのですが、今回は生麺のタイプです!
箱の大きさに対してはずっしり重いです。
生麺タイプならではですね。
豪雪うどん パッケージを開けると・・・
だしはなんとカツオと昆布の二本立て!
昆布だしは珍しい液体タイプになっています。
うどんの茹で方の説明書も付属していました。
初めて食べる方でも、茹で加減がわからないということもなく安心です。
豪雪うどんを調理!
まずはたっぷりのお湯を沸かしつつ、うどんを取り出します。
真っ白で、固めのしっかりした生麺です。麺の太さが均一で、真っ白ですごく綺麗。 近くで見ても雪のように真っ白。
そして麺の量はあまり無いように見えたのですが、見た目よりずっしりと重い。まさに「豪雪」!
一般的に市販されているうどんはよりは細麺です。
打ち粉もしっかりつけてあるので、べたべたしたりくっついたりすることもありません。
私は普段固めの麺が好きなので、ラーメンなんかは時間を短めにして茹でるのですが、固めが好きな方でもこのうどんは時間通りに茹でても大丈夫です。理由は後ほど。
ゆでている間に具の用意やスープを作ります。
冷めるといけないので、スープは茹であがりの直前に作りましょう。
といっても、付属しているつゆとだしをお湯で溶かすだけ。 色は透き通って見えますが茶色。
ぱっと見て関東風に見えます。カツオと昆布のだしの香りがほんのりします。
麺を水で洗っていくと、あんなに白かった麺が透き通った色になっていきます。
ツヤッツヤのぷるんぷるん。
晴れの日の雪景色を思わせるような、キラキラした麺になりました。
でんぷんで作っている麺だからこそこうなるんですね。
豪雪うどんを実食!
自分用なので、盛り付けが雑なのはご愛嬌。
つるんつるん!そしてものすごいコシと弾力です。
細めのうどんになのにとっても食べ応えがあります。
これは麺がじゃがいものでんぷんでできているからで、時間通りにゆでてもびっくりするぐらい弾力がある麺になります。
表面はかなりつるつるなので、滑りやすい箸を使うと結構こぼれてしまいます。
スープの見た目は関東風のうどんに近いですが、味はまったく違っています。
だしがきいていて、おしょうゆの味は濃くありません。
関東風の味付けが苦手な方でも美味しく召し上がれますよ。
北海道の味付けは関東・関西ともちょっと違うんですよね。
昆布をたっぷり使っているところが多いからかもしれません。
地方によって味が異なる某カップうどんも、北・東・西があったと記憶しております。
冷たくしてざるうどんで食べてもとっても美味しいです。
最後に
なかなか入手できない、レアなご当地グルメをご紹介しました!
とっても美味しいので、私もまたお取り寄せしてみたいと思います。
乾麺タイプであれば一部通販サイトで購入もできますし、ふるさと納税を利用したお取り寄せも可能です!